【日本映画】「スプリング、ハズ、カム〔2017〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【出演】
【個人的評価】

【あらすじ】主人公 璃子は、広島から上京して、春から東京の大学に通うことになる。シングルファーザーの肇と二人で部屋探しをする中で、死別した母親の話を父から聞く。

春の新生活に向けて、似たような環境になろうとしている人にはしっかりと心に残るようなそんな作品

吉野竜平監督は、大学在学中から映画製作を始め、2012年「あかぼし」で長編映画監督デビューしています。本作は監督作品2作目。

柳家喬太郎は、大学在学中に落語研究会に入り、そこから落語家の世界に入る。1989年に柳家さん喬に入門し、1989年に初高座を演じています。テレビドラマや映画にも出演しており、映画では初主演となります。

石井杏奈は、小学5年生のときにEXILE PROFESSIONAL GYMにスカウトされ、E-girlsとして活躍しています。2012年『私立バカレア高校』でテレビドラマデビューをしており、同年、映画にも出演しています。現在「東京ラブストーリー 2020」の関口さとみ役として出演しています。

物語は、父と娘が東京で下宿先を探す一日のストーリーです。シンプルな物語でもあり、登場人物はこの父と娘となります。

柳家喬太郎の人情落語のようでもあり、一日東京の町並みを歩き、一人暮らし先を探すという展開。

そんな一日を描いていますが、父親と娘の間での会話がぎこちないようでもあり、親子であるということでもあり、照れくささもあるようなそんな感じもします。

大きな事件やストーリーの複雑なところはなく、淡々とした父娘の1日の出来事が繰り広げられます。

娘の視点と父親の視点がありますが、どちらも「初めて一人で暮らすこと」「親元を離れていく子供のこと」という点で、経験ある人であれば、この感じはどこか理解できるところがあるのかと思います。

万人におすすめするというよりかは、多少似たような経験を持つ人に観てもらったり、春の新生活に向けて、似たような環境になろうとしている人にはしっかりと心に残るようなそんな作品です。

スプリング、ハズ、カム

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ガールズ・ステップ

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