【日本映画】「翔んで埼玉〔2019〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【原作】
【出演】
【個人的評価】

【あらすじ】架空の日本が舞台。主人公は麻実麗という男子生徒が、東京都区部の名門校 白鵬堂学院に転向してくる。生徒会長の白鵬堂百美も当初は威圧的ではあったものの次第に、麗を慕うようになる。しかし、麗の出身には秘密があった。

個人的にエンディングのこの曲が一番ツボ

武内英樹監督は、TVドラマの演出家として1996年「みにくいアヒルの子」でデビュー、その後、TVドラマから派生した映画製作にも関わり、本作は劇場映画6作目の監督作品となります。

原作の魔夜峰央は、高校時代から漫画を描き始め、1973年『見知らぬ訪問者』で漫画家デビューをしています。「パタリロ」が代表作でもあり、マンガにとどまらず、多々作品を手掛けています。

二階堂ふみは、幼い頃より映画に影響を受け、俳優を志します。12歳でグラビアデビューをし、2007年「受験の神様」で女優デビュー、その後TVやドラマ、バラエティと多彩な才能を発揮しています。

GACKTは、3歳からピアノを習い、音楽家を志し、1995年からMALICE MIZERの2代目ボーカルとして活躍しています。その後、MALICE MIZERを脱退し、ソロアーティストとして活動する傍ら、役者としてもデビューし、大河ドラマ「風林火山」で上杉謙信役を演じるなど、多彩な活動をしています。

物語は、架空の日本が舞台で、首都東京とその周辺地域の格差をコメディ調に描いたストーリーです。

この格差をコメディ調で描いているところがあり、また、魔夜峰央のテイストの宝塚歌劇っぽい衣装や振る舞いもありで、全体的にコントな雰囲気があります。そのコントのような展開をGACKTと二階堂ふみが演じていることで、コントのような雰囲気をギリギリで回避しています。

全体的な展開は、中身があるようで全くないところもあり、物語のテーマとしてはあまり気にせずコメディ的なところを楽しむ作品となっています。

さいたまの自虐的なところもあり、ここが笑いどころというところも明確なので、サラッと楽しめる要素があります。特にさいたまと千葉の争いにはコントにしか見えません。

最終的なまとめも、まあ想定範囲内であり展開は予測しやすいので、気軽に見やすくできています。

エンディングは、はなわのコミックソングになっているので、こちらも最後まで楽しめるところです。個人的にエンディングのこの曲が一番ツボだったのかもしれません。

翔んで埼玉

翔んで埼玉

二階堂ふみ, GACKT, 伊勢谷友介, ブラザートム, 麻生久美子, 島崎遥香, 成田凌, 中尾彬, 間宮祥太朗, 加藤諒, 益若つばさ, 武田久美子, 麿赤兒, 竹中直人, 京本政樹
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