【日本映画】「かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜〔2019〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【原作】
【出演】/池間夏海/浅川/古賀葵/高島政宏/
【個人的評価】

【あらすじ】将来が有望な学生の集まるエリート私立高校が舞台。生徒会長の白銀御行と文武両道で容姿端麗の副会長の四宮かぐやの2人が巡るこじらせ型のラブコメディです。

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天才というよりもむしろ、浮世離れした人をめぐるラブコメディと考える方が良いです

・河合勇人監督は、助監督としてさまざまな作品に参加し、2008年「花影」で長編監督デビューをしています。

・平野紫耀(ひらのしょう)は、ジャニーズ事務所 King&Princeメンバーであり、それ以前からもジャニーズJrとしての活動の中、役者や俳優として活動をしています。2020年1月には中島健人と新プロジェクトを企画しています。

・橋本環奈は、2009年にダンス&ボーカルユニットの「DVL」に参加し、その後後継グループ「Rev. from DVL」でのイベント中に奇跡の一枚の写真を撮られ、一躍話題となる。その後、モデルや俳優として話題の人となっています。

・物語は、私立高校による生徒会長と副会長の間で起こる、どちらも譲らないパターンのラブコメディとなっています。

・面白いのは、どちらも「決定的に好意を見せることを避ける」ということで、どちらが先に告白めいたことをするのかをコメディタッチで描いています。

・映画に誘うことを行ってしまうと「好意」が見透かされてしまうので、いかに受動的に相手を映画を誘うかの、逆駆け引きも面白く描かれています。

・犬のちんちんのシーンでは、橋本環奈がお茶を吹くシーンがありますが、どう見ても吹きかけられている側は、ご褒美のようにも見えます。

・そもそも、犬のちんちんの誤解より、微妙な下ネタでウケるというのは、どうも小学生低学年レベルのネタでも、一周回ってアリなのか、ナシなのか、もやもやします。

・行われているイベントや出来事は、まさしく学生生活の中で起こる範疇での展開ではあるので、学校あるあるに見えますが、そもそも、エリート私立学校という点から、かなり浮世的な学生生活が描かれている点があります。

・コレは漫画原作という点でもあり、このペースに合うかどうかで本作の楽しみ方が変わってしまうところがあります。

・基本的にはラブコメディでもありますが、主演の2人が美男美女という点を考えると、PV的な視点で観ることも可能です。

・物語のアラが多々ありますので、その部分をフォローする点からも、この配役で絵的に彩っているところもあります。

・結末も想定路線で進んでいくところもあるので、気楽に観ていても展開を見失うことはないと思います。

・天才という要素が含まれていますが、天才というよりもむしろ、浮世離れした人をめぐるラブコメディと考える方が良いです。

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