【洋画】「クロニクル〔2012〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【脚本】
【出演】/アレックス・ラッセル/
【個人的評価】

【あらすじ】主人公 アンドリューは貧困な家庭に暮らす高校生。カメラの趣味があり日常風景をインターネットに投稿していた。ある日、友人のマットとスティーブの3人は謎の青い隕石を見つける。その日以降3人は超能力に目覚め始める。

クロニクル (字幕版)

幸福な結末を持たないからこそ、違う可能性もあったのじゃないかと考えるところもあり、そういった点では、よくできている作品

・脚本のマックス・ランディスは、映画監督ジョン・ランディスの息子です。

・続編も制作が検討されているようです。

・日常生活を描きつつも、徐々に超能力に目覚め、力を得たことで周囲の状況と自分の置かれた境遇を見つめ直す内容。

・面白いところは、決して過剰なCGの使い方でアクション要素に傾倒した方向にはなっていないところ。

・ビデオカメラ視点で展開する要素もチープな雰囲気にはなっておらず、むしろ演出として非常に巧みな構成となっています。

・アンドリューは超能力を使いこなし、徐々に自己を錯覚し始めますが、その流れは、能力者が必ずしも正義に働くとは限らないというところです。

・公開当時は、漫画「AKIRA」にも通づる要素があると言われていましたが、まさしくそれがわかりやすいです。

・誰しもが特殊な能力を持つことに憧れのようなものがある気がしますが、特権を握った時に、その使い道をどう選ぶかは必ずしも一つではなく、それを描いた作品としては新しい印象があります。

・幸福な結末を持たないからこそ、違う可能性もあったのじゃないかと考えるところもあり、そういった点では、よくできている作品かと思います。


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