【日本映画】「お米とおっぱい。 〔2011〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【出演】/鐘築建二/大塩武/山口友和/中村だいぞう/リーマン・F・近藤
【個人的評価】

【あらすじ】とある会議室に集められた5人の男性。集められた理由は、「「お米とおっぱい」この世からどちらかが無くなるとしたら、あなたはどちらを残しますか?」ということだった。

お米とおっぱい。

「十二人の怒れる男」「12人の優しい日本人」は観ないことをオススメ

・非常にくだらない内容を議論する密室劇。

・上田慎一郎監督は、「カメラを止めるな!」で一躍有名となりました。

・密室劇で、登場人物がほぼ6人で集約できる内容ですが、明らかに舞台向けの内容で、多分舞台向けの脚本から、映画を撮影したのだと思われます。

・「全員一致の決がでるまで話し合うこと」が条件で、「お米」か「おっぱい」かを議論します。

・似たような作品に「十二人の怒れる男」「12人の優しい日本人」があります。こちらは、どーでもいい議論ではなく、陪審員制度で決められた人が事件の真相を議論し、有罪か無罪かを決める内容となっています。

・やはり、議論をしていることについての結論よりも、「なんのために議論をしているのか?」が明確である方がストーリーとして理解しやすいのですね。

・結論がどちらになろうとも、「お金がもらえる」というということで、議論に参加していることとなりますが、やはりそれでは「平凡すぎる」というのが感想です。

・オチでは、この議論の狙いがわかるのですが、途中までどーでもいい議論だっただけに、オチすらもどーでもいいオチとなっています。このあたりが弱いんですね。

・もしもこの映画を観る場合は、「十二人の怒れる男」「12人の優しい日本人」は観ないことをオススメします。

・あと、最後の2人の会話のシーンでは、楽天の三木谷社長と藤村俊二さんが会話しているようにしか見えませんでした。


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