【洋画】「オール・ユー・ニード・イズ・キル〔2014〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【原作】
【出演】/ビル・パクストン
【個人的評価】

【あらすじ】近未来の地球が舞台。「ギタイ」と呼ばれる宇宙侵略者との戦いが描かれる。主人公のウィリアム・ケイジ少佐は、指示により不運にも報道官の任務から歩兵へと配置換えされてしまう。前線で壮絶な死を迎えますが、その死に際で特殊な能力を身につけてしまう。

オール・ユー・ニード・イズ・キル (字幕/吹替)

超大作というよりも佳作といった感じで不要なことを削ぎ落としたシンプルに面白く見られる映画

による日本のライトノベル『All You Need Is Kill』を原作にした映画。

・もともとライトノベルですが、アメリカで英訳されて出版する際の試し刷りで注目されて、映画化となった。

・設定自体は原作とは多少異なり、人物設定や結末も変更されている点が多く、ライトノベル的な要素を払拭し、ハリウッド映画っぽくなっていますので、よくあるハリウッド映画らしくなっています。

・主人公はあっという間に死んでしまいますが、そこから物語が始まります。

・何度も同じ状況を体験する「タイムループ」がその特殊能力で、死んだ瞬間に再び以前の状況に戻るという設定が面白い。

・まさしくゲーム的な要素があり、やっていることは「リアル覚えゲー」なのかもしれません。

・ゲームとしてはリセットマラソンにも近いところがあり、それを実写映画で描いているところは、漫画にはよくある話ですが、実写では新鮮な感じがしました。

・漫画「亜人」がタイムループはしませんが、死んでも死なないという点では、面白いアイデアかもしれません。多少設定が似ているということだけですが。

・何度もループしても攻略方法を見つけるも、結末が必ず1点に集約されてしまうところも、今までのタイムトラベルものの新たな見せ方でもあります。

・SF映画の要素としても真新しい物語です。

・そのかわりに多少ストーリーの複雑さがありますので、極力登場人物がシンプルに構成されています。

・初見でもそれほど注意深く考えなくとも理解はできるように作られていますので、気軽に見られておすすめです。

・主演という映画ではありますが、超大作というよりも佳作といった感じで不要なことを削ぎ落としたシンプルに面白く見られる映画です。


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