【ドラマ】「我輩は主婦である〔2006〕」の紹介

【演出】
【脚本】
【出演】/(夏目漱石の声 

【あらすじ】ごく普通の専業主婦矢名みどりは、レコード会社勤務の旦那と2人の子供をもち、幸せな生活を送っていた。しかし、旦那の失業を期に金銭的に困り、お金のやりくりに頭を悩ませた末に、夏目漱石の魂が宿ってしまう。

マニアックに走らず、正攻法に寄った笑い

・全40回

・プロデュースは「池袋ウエストゲートパーク」「木更津キャッツアイ」等の磯山晶

・漱石の声が博太郎ってことで、「グループ魂」の(暴動(guitar))としては夢にも無いことだろう。(詳しくは「グループ魂」のPVを参照)

・しかしながら、宮藤官九郎組もとい「」組の役者はそれほど出ていない。それ以前に人気脚本家が昼ドラ、しかも帯でやるとは・・・。

・通常だと、週1回1時間ドラマな訳だけど、昼ドラ帯だと、週5回30分な訳で、実質現状の仕事量は2時間30分な訳だ。全40回なので、週5で割ると、8週間分つまり2ヶ月。プライムタイムのドラマで言えば1クールに満たないが、2ヶ月間、週1で、2時間30分のドラマをやるのと一緒な訳だ。仕事が過密だな。

・その分テンションが下がらないから宮藤官九郎的には良いのかもしれない。なんせ、仕事の速さはの比にならないからなぁ。

・実際すでに2006年6月1日の時点で、9回(4時間30分)を見ている訳ですが、正直、ここしばらく宮藤官九郎作品に飽きがきていたのを払拭している感がある。

・放送前は、昼ドラのターゲット的に、内容はヌルいだろうと予想していた。何がツボかって言うとやはり、だろう。漱石に取り憑かれた言葉使いや言動が巧い。

・そして何より「心の声()」だ。

・「これからはコイツの事を赤パジャマと呼ぼう」

・漱石ってこんな感じだったんだろうか。小説の文体からのイメージか。

・地味にカルチャーショック的な漱石の反応も面白い。

・マニアックに走らず、正攻法に寄った笑い要素が宮藤官九郎の新境地となっているのか。それとも、このヌルさが個人的ブームなんだろか。それはわからん。

・とりあえず現代日本で自分の事を「我輩」と言うのは、斉藤由貴か以外に居ない。


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クロカヨウジ

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